大久保の手焼きせんべいの田口屋さんに行ってきました

  • 2015年3月12日
田口屋のお煎餅

先日、大久保の手焼きせんべいの田口屋さんにお邪魔しました
以前から、お煎餅は知り合いから頂いたり友人にお土産に使ったり、美味しいことは存じ上げファンだったのですが、この度ショップランドにご入会いただけるかもしれないとのご連絡をいただき、取材にお邪魔しました
製法にとてもこだわりをお持ちのことや、お米を厳選していらっしゃることも以前から伺っていたのですが、今回お話を伺って驚くことが沢山でした

まず伺うと、お家の玄関先に真っ白な丸いものが干してあります
ついて型で抜いたお煎餅の原型です
「ワオ!本当に天日干しなんだぁ。。。」
そしてちょうど2回目のお米が蒸しあがり、お餅つきです
外には、創業当初からお使いの「石のうす」が鎮座しています
だから100年選手の「石のうす」です
「大変なんだよ 重労働だよ」とおっしゃりながら、ご夫婦で息の合ったお餅つきでした

寒~い日に、熱い熱いお餅がつきあがったらお家の中で伸ばして型を抜く作業です
これまた屈んでする作業なので腰をやられそうです
真っ白で真ん丸なお煎餅の生地がきれいに並び、天日干しのために玄関先へみんなで運びます

一日目の作業はここまで
作業を終えてお話を伺うとまたびっくり
なんと創業100年ほどなのだそうです
戦争中に習志野にあった15連隊に、兵隊さんのおやつ(?)のために納品していらしたとか、行商のおばちゃんに卸していたとか。。。
原料になるお米を探すのに一苦労したお話とか。。。
手間をかけて、こだわりを持って丁寧に作っていらっしゃることを実感しました

二日目は焼きです
朝3時に起きて炭を起こし、6時半から焼き始めるそうです
さすがに「7時半頃伺います」と言い、途中参加で取材しました

この時期の朝はとても寒いです
床がコンクリートの作業場で炭の前に座っての作業です
ご主人が生地を広げて成型し、向かい合って奥様が手際よくひっくり返して焼きます
ご主人曰く「この人は絶対に焦がさないんだよ すごいよ」と
観光地で良く見かける、「のんびり焼く姿」を想像していた私は、ここでまたびっくり
ひっくり返す作業の速いこと速いこと
「夏なんかは暑くて大変なの」とっしゃる奥様の「大変さ」が、想像を超えるものだろうと感じました
そして、焼きあがったお煎餅に、お父様が刷毛で一枚ずつ醤油を塗ります
お醤油が乾いたら完成
「焼きたての醤油塗りたては美味しいよ ここでしか食べられない」と
お言葉に甘えて、一枚頂いてしまいました 美味しかったです!  😛

 

二日間に亘って拝見した製造行程
今の時代では不器用にも見えましたが、これこそが「こだわり」なのでしょう
とにかく、お米の甘さがふんわりとして美味しいです
自信を持っておすすめできます
習志野市大久保にある、こだわりの「手焼きせんべい」
大量生産はできませんので、お買い求めの際はお電話でご確認されると良いと思います
不定期ではありますが、津田沼の農協でも販売しています

是非、一度食べてみてください

そして、めでたくショップランドの会員さんになって頂くことになりました
https://www.shopland-n.com/shop/entry-2215.html

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