大久保地区
司馬遼太郎の代表作「坂の上の雲」は、幕末から日清、日露戦争を通じて日本の近代化を歴史的事実に基づいて表現された小説として広く知られています。
明治32年、日本初の陸軍騎兵連隊がこの地に誕生し、この小説の主人公の一人である秋山好古が、その旅団長として日露戦争で多くの軍功を上げたことは、小説やテレビでも多くの人々に知られています。
その記念碑は、東邦大学や日本大学敷地内などこの地域の各所にあり、大久保地区の商業の中心である「学園おおくぼ商店街」の「お休み処」(※現在リニュアルオープン準備中)にも多くの資料が展示されています。
戦前は軍関係の御用商人として形成された大久保商店街は、現在では日本大学、東邦大学二つのキャンパスを抱え、文教地区と商業地区があいまった「学園おおくぼ商店街」として新しい発展を遂げています。この独特な街の雰囲気を是非多くの人に味わって欲しいと思います。