実籾地区

実籾地区は市内の中でも古い歴史を持ち、江戸時代初期より大消費地である江戸の台所として農業が栄える一方、東金街道は物資や住民、幕府役人の往来など交通の要所としても栄えてきました。

また、江戸幕府の直轄牧場として大きな役割を果たした東習志野地区は、明治以降陸軍の演習地に姿を変え、第一次大戦中はロシア兵、ドイツ兵の捕虜収容所が置かれ、そのドイツ兵から伝えられた西洋の吹奏楽は今の「音楽のまち・習志野」の起点になっています。

戦後、旧軍事施設は学校・住宅・工場に変わりこの地区は新たな発展の時代を迎えます。

長い歴史を持つこの実籾・東習地区で30年にも亘って開催される「実籾ふる里祭り」(毎年11月3日開催)は、市内屈指の集客力を誇り、この地域だけではなく周辺市町村からも多くの人々が集まる一大イベントとなっています。

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